歯科医院でこんなことあるの?

主治医と呼べる歯科医院の先生に13年ぶりに歯を診てもらいに訪れました。ここの根管治療では 東京になってからはとても腕の良い先生でしたので、10年以上もご無沙汰していたとは思いもよりませんでした。60歳を過ぎて身体のあちこちにガタが来ており歯もご多分に漏れず詰め物が取れたことをきっかけに久々に診てもらいました。開口一番「随分と久しぶりだね。」と言われ「先生の腕が良いからですよ。」と切り返しました。こんな東京の歯根治療を比べるとここにしては一通り診てもらい治療のスケジュールを決めてもらっているときにふと先生の口から「犬歯の横に少し残ったままになっている乳歯のかけらは今回治療せずそのままでいい?」と聞かれ、東京で評判の根管治療を探すとどこからポカンとしていると、「乳歯残ってるの知ってるよね。」と言われ、「あのう、はい。」と答えると二人して大笑い。60歳過ぎたにも拘らず子供の歯が残ったままなのをすっかり忘れていました。確かに以前、先生に指摘されたことを思い出したのでした。子供の時分は、生まれつき歯が丈夫で、虫歯も全くなく、かつてポンテベッキオの大阪にてできることからそのためかどうかわかりませんが乳歯が永久歯に生え代わる時期に丈夫であるが故に一部残ってしまっているのでした。まさかこんなことがあるなんて良い歳をして少し恥ずかしいような妙な気持ちになりました。先生曰く「別にこの歯が残っているために悪さしていることもないので治療の必要もないでしょう。」とのことで、いまだにそのままになっていますが、こんなに大正区から歯医者でなってもどうして思い出すと何とも不思議な気持ちになるのでした。